エンジニアの健康管理に重要なこと

エンジニアの健康管理には、柔軟体操と適度な運動が重要だ。エンジニアは、比較的に座っている時間が長時間に渡ることが多い。これはつまり、同じ姿勢を続けているということだ。そうすると、筋肉は伸び縮みしなくなるし、関節も動かない。よって、肩こりや腰痛に悩まされる場合も多い。また、血液やリンパ液などの体液は重力に従って足の方にたまりやすくなり、むくみがひどくなる場合もある。
したがって、それを防ぐためには柔軟体操と適度な運動が重要だ。
とにかくこまめに立ち上がり、ラジオ体操なりストレッチなり、体をやわらげる運動をするとよいだろう。そうすることで筋肉が伸び縮みし、関節も動き、それらがかたくなることを防ぐことができる。

また、適度な運動も健康によいはずだ。日頃から、階段を上り下りするようにしたり、機会があれば軽く走ってみたりすればよい。
休日にはもっと運動に時間を割いてもよいだろう。とりあえずは激しいスポーツをする必要はない。しかし息が乱れる程度に体を動かせば、心臓血管系が鍛えられ、呼吸が深くなり、毛細血管が発達して血流がよくなり、全身に酸素を送る能力が増してくる。酸素は全身の細胞の栄養でもあるので、酸素が全身に行き渡るほど、健康にはプラスとなるのだ。
もちろん、食事や睡眠も大切なので、おろそかにしてはいけない。
しかし、エンジニアは座りっぱなしであるという職業上の特性を持つ。したがって、そこにフォーカスし、柔軟体操と適度な運動をすることは、エンジニアにとって重要なことだといえるのではないだろうか。